人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

休みは終わった

『ららら♪クラシック』が番組改編……。

石田衣良・加羽沢美濃コンビをもう見ることは無いのかと思うと、だいすけお兄さん(おかあさんといっしょ)の卒業より悲しいです。番組の方向性もちょっと変わりましたね。

というのも、スタッフが一新されたのか、芝居パートの楽器に対する知識がいい加減すぎてもうっ! となっています。エルガー役の男性の弓づかいがとにかくひどかった。弓を拳骨で握り、指板から駒傍までを斜めに弾き。

 

スタッフ誰もツッコまなかったの? 三浦文彰さんの『愛の挨拶』はしびれたので、まあいいのですが。

 

姉妹ともに無事、進級いたしました。クラス替え、先生の配置、悲喜こもごも。子よりも親のほうがわーきゃー言っている最中でございます。

皆様のご家庭でも、進級、進学、いろいろとあることでしょう。

 

年度末最後の休みである春休み。

姉妹は短期のプール講習に通いながら、ティツィアーノとヴェネチア派展に出かけたり、お友達のバレエの発表会に足を運んだり、姉妹と仲良くしてくれているチェロ青年が出演したチャリティーコンサートに出かけたりしてきました。

www.tobikan.jp

 

あっというまに終わっちゃったなあ、春休み。

 

そんな中でも、戸澤采紀さんのリサイタルに出かけたのは刺激的な日になりました。演奏はもちろん素晴らしく、大変満足感のある舞台。が、それよりも、満場の拍手を受けている彼女を眺めていて、ああ、高校新2年生でもうこんな舞台を仕切れるんだ、すごいなあ、と親目線の感想がこぼれてきてしまいます。まだ中学生だった戸澤さんが、スケールを弾きながら部屋をうろうろと歩き回り、自分の出す音に全神経を注いでいた練習風景を思い出して、感慨に耽ってしまいました。

今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 

終演後もホワイエにて伴奏の先生をはじめ長女をかわいがってくださる顔見知りの方とご挨拶に継ぐご挨拶。なんだか全体的にきゃっきゃしてました。久しぶりの方には近況をご報告させていただいたのですが、ほとんどみなさんに「長女ちゃんの近況はブログで知ってます」などと言われ、面映いったらない……。

 

長女は小学生も後半に。二女も前半最後。そろそろ自主性や自意識で音楽に立ち向かわないといけないですね。中学3年生まであと6年。そう考えると、あっという間なんだなあ、親が関われる子育ての終焉って。

 

親子ともども、悔いのない6年にしたいところです。

  

姉妹と美術館めぐりも悪くない年齢になってきました
とにかくインプットは大切ですね。機会を見てまた行きたいな

 

ではまた。