レベル高かった!
学生音楽コンクール・ヴァイオリン部門・小学生の部、全国大会聴いて参りました。みなさん、本当に上手! 年々細かい部分まで注意しながら聴けるようになってきた分、出場した子たちが何をがんばってきたのかがすぐにわかるようになりました。
特に今年は押並べて全員上手かったと思います。
ハッとする演奏を見せる子が多く、つまらないミスをするシーンが無く、全員が音楽を奏でていたので、あっというまに2時間が経っていた感じです。
曲目も全員凝らしてきていました。サラサーテのカルメン、ヴィエニャフスキのファウスト、チャイコフスキーのコンチェルト、ヴュータンのバラードとポロネーズ、ブルッフのスコティッシュなど、小学生の部ではなかなか聴けない曲が多かった。
ヴィエニャフスキの2番は定番ですね。創作主題(3年前、巽さんが弾いて1位)、そしてシベリウスのコンチェルト(昨年、青山さんが弾いて1位)などは、昨今定番になりつつあります。
これを書いている現在、順位はわかりません。けれども、正直誰が獲ってもおかしくないんじゃないですかね。失敗した、と肩を落としていた子もいますが、自分の失敗に気づけるのは逆に素晴らしいことです。
私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。
決勝シュートを任されて26回も外した。
人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。
今日を明日の糧にできた子たちは幸せです。
ではまた。