ソナチネいただきましたー
長女がブルグミュラーにひととおりOKをいただき(最後に弾いたのは“貴婦人の乗馬”でした)、とうとうソナチネをもらいました。
力強くてかっこいい曲が多いですよね。はやく聴きたいけど、練習もかなり大変になりそう。
そのぶんフォルテ、フォルテッシモをコントロールできないとならない分、今以上に指の形に気をつけなければならないんだろうな。長女がピアノを始めたときは電子ピアノだったため、鍵盤が軽く、手の甲を平らにしても弾けていました。指の形にはいろいろと議論があるみたいだけど、今のピアノの教練では甲を丸めて弾くのが基準みたいですので、さすがにキッチリ慣れないと。
なんて思って矯正方法を調べていたらこんな記事と出会いました。
引用の引用になってしまいますが、一部引用させていただきます。
中に、「ハイフィンガー」という項目がある。神戸大学の大学院で「ハイフィンガー奏法による日本のピアノ教育の系譜」という論文で博士号を取られた大地宏子さんが執筆されたものだ。ちょっと引用してみよう。
「ピアノを習ったことのある人なら誰でも、次のようなことを口やかましく言われた経験があることだろう。
『手を丸めて』、『指を立てて』、『指を持ち上げて』、『鍵盤をしっかり打って』といった注意である。(中略)こうした『曲げた指先を高く上げて垂直に鍵盤を打つ』ことを模範とする考え方は、日本のピアノ教育界で今なお根強く普及しているのだが、よく考えてみれば、現代の著名なピアニストでこうした弾き方をしている人は一人もいない。 彼らは総じて指を自然に伸ばし、あまりそれを持ち上げたりはせず、『打つ』というよりは、むしろ鍵盤を『押さえ込む』ようにしてピアノを弾いている」
さてさて、何が正しいのか、どう教えればいいのか。考え方は人それぞれですが……。今後もこんなことばかりが続くのでしょうね。
なんにせよ、子の成長は親にとって何よりの楽しみです。