人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

二女さん、戦ってみる?

二女さんの自己主張に関する記事ばかり書いていた昨今ですが、ピアノのレッスンで気になるお誘いがありました。それは

 

「二女ちゃん、ピアノでコンクール出てみる?」

 

ピアノの先生からのお達しです。一年生から参加してみたらどうだろうか、そのために今から準備してみては? という話なのです。先生はコンクールの審査員を勤めたご経験がおありなので、本選で戦えない子にはさすがに声がけしてこないだろう、というのが妻の見立て。

 

これは渡りに船かもしれません。もし二女がコンクールを戦うなら、家族からも今までとは違う注目のされかたをするでしょう。練習は忙しくなりますし、密度も濃くなります。つまり親との接点が増え、「自分だけが注目されていない」という環境にはならないと思うのです。

 

プラス面ばかりではないと思います。「きびしいのがいや」と言っていた彼女は、コンクールに申し込むまでに音を上げて、やっぱりコンクールはやめる、といい始めるかもしれません。たとえコンクールに出場したとしても、思ったような結果を得られずに「もういいや」と思ってしまうかもしれません。

 

でもそれも経験かなと思います。少なくとも「やってみる?」と本人に聞いてみたときに「やる!」と言ったわけですし、「でも本気が見えないしなー、やっぱやめよう?」というのもおかしな話です。

 

なるべく二女が前向きになれるように、親も努力と忍耐を重ねなければならない。親にとっての試金石でもあります。

 

自戒と期待をこめて、がんばってみるか、二女さん。

 

ではまた。




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