人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ピアノの進度と発表会

姉妹ともにピアノのレッスンがありました。私はピアノに関しては進度がわかりません。音が近所に迷惑になりやすいため、防音室の無い我が家は当たり前ですが夜になると練習できない。昼間は私は仕事をしている。だから練習の様子をあまり知らない。という三段論法(?)なのです。

 

ですので、レッスンがあった日の話を聞くといつもその進度に驚かされます。

 

長女、ディアベルリのソナチネ、fpをところどころ逆に読んでいたあたり若干曲の解釈が怪しいですが、全楽章合格をいただきました。バッハのメヌエットは眠くなりながらも及第点。ただ途中から眠気が深まり、最後のメゼーは聞いたことのないような曲になっていたそうです。

 

長女の進度はやや早いほうらしく、手の大きさが曲の進みに合わなくなってきているせいで「オクターブが軽く届くようにならないと今は弾ける曲がない」と先生がおっしゃっていたとか。なので「少しソナチネなんかを丁寧に弾く練習をしよう」と今後の方針についてお話くださったそうです。

 

一方の二女は、カバレフスキ、トンプソン、ブルグミュラーすべていただいた曲は合格。今回の合格でカバレフスキはちょっとお休みしギロックの曲をやるそうです。ギロックなんてタランテラを弾いて以来なのでかなり久しぶり。

 

ブルグミュラーは新しく「バラード」をいただきました。あの曲、私が弾くと右手のリズムと左手のリズムが入れ替わってしまいます。年ですかね、それとももともとの不器用からくる何かですかね。子はそのへん適応能力が高く、サラサラと弾いています。

 

レッスン最後にこの季節におきまりの「発表会の曲、何にしようか」相談が。まだ時間もあるのであわてて決めないほうがいいとは言われましたが、長女はこれからヴァイオリンに負荷がかかってくるのでなるべく早めに決まっていたほうがありがたい。

 

長女はカバレフスキ、ギロッククレメンティベートーヴェン、ディアベルリ、このあたりから課題曲が決まりそうです。二女はきっとカバレフスキの何かだと思います。

 

それよりも……ピアノの発表会でもヴァイオリンを弾くことになると思いますが、その選曲はこちらにおまかせです。何がいいかね。華麗なるポロネーズを仕上げ……無理だろうなあ……。モーツァルト4番の第3楽章とか行けないかなぁ。いやわざわざ新曲を当てる必要もないかなぁ。

 

進みとバランスが大切なので難しい。音楽教室の先生はいつもこうやって悩むのでしょうね。大変なお仕事だ。

 

ではまた。



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