ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密
長女がパガニーニを練習するようになったからか、この本がなかなかおもしろかったです。
パガニーニの愛器『カノン』にまつわる話、パガニーニの生涯と女性関係、楽器にまつわる薀蓄……。相変わらずおもしろいのはその部分で、肝心の殺人事件パートはほとんどオマケみたいなものでした。パガニーニについて少しでも読みたくなったらいいかもしれません。私としては日本に資料のすくないヴィエニャフスキの話を書いてほしいところ。
ちなみに前作はこちらに書きました。
こちらもなかなかおもしろかったです……薀蓄が。
ではまた。