人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

16番合格!

長女、ヴァイオリンのレッスンに臨みました。

 

3度のスケールは3調合格をいただき、残り1ページとちょっとに。すると先生は「こっちのページはもうやってこなくてもいいよ。だいたい指の動きはいっしょだから。かわりに6度のスケールを始めておいて」と指示が。すると長女、「えー……」と不満顔。「全部やりたい? いいよ、じゃあ全部やろうか。ただ6度はひとつだけ読んできておいてね」ということに。……なぜ全制覇にこだわるのか長女よ。

 

続いてパガニーニのカプリス16番。今回は合格をもらいたいね、と家でも猛特訓してきた曲です。満を持してのご披露。すると

 

「突然美しくなったね。あといっぽ音楽的にできると思うけど、いいよ、合格」

 

パガニーニ初の合格! 次は重音ひしめく14番。弓の使い方や音の出し方が華麗なるポロネーズヴィエニャフスキ)に近いので、とてもいい訓練になりそう!

 

このとき、先生がおもしろいお話をしてくださいました。

 

パガニーニのカプリスは別に練習曲じゃないんですよ。もともとはヴァイオリンを主題としたオペラ仕立ての連作で、その順番に番号が振られているだけ。確か●番までが第一幕で……第二幕は●番からだったかな?(メモする余裕がなくて番号を忘れました!)」

 

今までこういった裏話をする先生ではないと思っていたのですが、最近いろんなことを教えてくださるのでレッスンがますます楽しみになっています。

 

続いて前奏曲とアレグロ(クライスラー)ですが、弾き終わったあとに「とてもいい。とてもいいんだけど……なんだかしっとりしてきたね。もっと元気があってもいいんじゃない?」たぶんY先生に教えていただいたことを反映し、長女なりに考えてみた結果、こうなったのだろうと思います。もう少し勢いを取り戻すようなご指導をいただき、終了。

 

実はこのあとに別の案件もあったのですが、それはまた明日書きます。

 

ではまた。



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