人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

最終調整!

長女のレッスンが終わった後、実はヴァイオリンの調整をしていただくお約束をしておりました。ヴァイオリンをお預けして近くの喫茶店でデザートなんか食べながら時間をつぶし、再度お教室に伺います。

 

「もう、これ以上ないというくらい調整しました」

 

そう先生が胸を張って長女にヴァイオリンを渡してくださいました。ちょっと弦が触れただけでヴォンッ!とすごい響きがして、家族全員目を丸くしました。今までですらよくなる楽器だと思っていたのですが、また輪をかけていい音がし出しています。

 

「たぶん、これがこの楽器の限界だと思います」

 

……ということは、結果が悪かったら楽器のせいにはできないってことですね。長女さん無邪気に喜んでいるけど、その意味わかってる?

 

コンクールは順位がつくものではありますが、基本は自分との戦いです。どこまで満足できる演奏ができ、かつ審査員の先生がたにどう評価されるのか。そのギャップを埋めるために出場するものです。

 

楽器という懸念がない分、演奏力に集中して比較検討できるのは、今後の学習においてとても大きな勉強になると思います。とても楽しみです!

 

ではまた。



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