音程ラプソディ
「音程が高い!」
「高くないよ!」
「高いよ何いってんの!!」
「あってるもん!!!」
と埒の明かないケンカが多い昨今。頭の中にある間違った音程を追い出し、正しい音程を植えつける作業がとにかく必要で、そのためには正しい音程の演奏を聴き、間違った音をひとつずつしらみつぶしに消していかなければなりません。
本選で「音程が」「音程が」「音程が」と三人の審査員全員の講評用紙に書かれた長女は、今音程の補正にやっきになっております。
しかし親は相対音感で高い低いを判断しますし、長女は中途半端な絶対音感で判断するので、しょっちゅう上記のような言いあいが起こります。
たとえば、「ラ・シ・ド」と弾いたとして、「ラ」の音がズレていたとしたら、私たち親はそこでは判断せず、間違った「ラ」を基準音にして「シ」と「ド」が高いか低いかを判断します。しかし長女が「ラ」を間違ってとったにも関わらず「シ」と「ド」は正しい音程で弾いたとしたら、「シとドが高い!」といわれても「あってるもん!」となります。
さすがにおたがいに業を煮やし続けて疲れました。正確な音程をとるためならば四の五の言っていられません。これを買うことにしました。
KORG チューナー/メトロノーム/レコーダー TMR-50 PW パールホワイト
- 出版社/メーカー: KORG
- 発売日: 2012/10/13
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今手元にあるチューナーはあくまでも調弦のためのものだったので、反応が鈍い。せめて前奏曲とアレグロ(クライスラー)の前奏曲部分くらいはリアルタイムに反応してくれるだけのレスポンスがないと使い物にならない。
そんなに高くないし、短時間録音してそれを聞き返すことも可能。メトロノーム代わりにもなるということで、さっそく注文。さすがに駒にマイクを挟むのは怖くてできないので、ひとまずはマイク無しで使います。そのうち集音マイクでも買ってつなげようかなと思っています。
使い勝手がよかったらまたご報告いたします。
クリックくださると姉妹が音程を気にします
親は自分の耳を過信しないように注意します
ではまた。