人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

長女の定期的ボイコットが二女の成長を促す?

長女は基本的には素直ですし、理屈にかなったことであれば納得済みで努力のできる人です。だからこちらも可能な限り納得してもらえるように、理屈をわかりやすく説明しています。

 

が、気分というものはどうにもならないものでして。面白い本を読んでいるときや、なんとなく身体が疲れているとき、そして眠いとき。練習するためのエンジンがなかなかかからなくなります。キーを回しても回しても、エンストを起こしてしまいます。

 

さすがに妻は毎日のようにそういうシーンに立ち会っているので、そこまで簡単にはキレないのですが、コンクール前ともなるとそうそう落ち着いて対応もできなくなるらしく、先日は大きな雷を落としたようです。話を聞く限りではやはり長女がなかなか練習を始めず、自分で決めたスケジュールすら守らなかったことが原因の様子。

 

こんなことが定期的に起きます。すると二女はスタスタと「わ、私は自分からやってますよ。ええ、いつでも」とさもよい子のように楽器部屋に移り、自分からピアノを練習しはじめます。そういえば昨年同じコンクールに長女が出場したときも二女は自分からピアノを猛特訓しはじめ、ギロックのタランテラをびっくりするくらい完成度を高めていました。

 

長女は納得すれば練習する。二女はたくさん褒めるか長女が叱られていると練習する。

 

なんだかうまくできているものです。

 

クリックくださると姉妹が自主練します
親は何かをグッとがまんいたします…

 

ではまた。