人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

まあ、無理なく、やっていきましょう

長女、コンクール明けて初のレッスンがありました。長女の顔を見ると先生は真っ先に「よかったね、おめでとう」とねぎらってくださいました。ちょっと前半の音程が高かったけど、音楽的には高いレベルにあったよ、と言われて嬉しそうな長女さん。

 

さて、いつものレッスンに戻りますよ!

 

3rd.のスケールを3調見ていただき、全部合格。6th.も2調見ていただき、合格。カプリスの14番は「もうちょっと優雅に弾きたいね」と細かいところをたくさん修正していただきました。重音をきれぇぇぇぇにピッタリで弾くことを常に求められるため(当然か……)合格までは当分かかりそう。

 

そして新曲、ヴィエニャフスキの華麗なるポロネーズをじっくり見ていただきました。指番号が違うところ、ポジションが違うところ、弾きやすい弾き方の伝授、ボウイングの指示など、曲のはじめはいつもたくさんご指導いただきます。今後これをグイグイと詰めていくんだなあ、と思うと感慨深いものがあります。

 

あれれれ、というまに今日は50分くらいでレッスンが終わってしまいました。いつもは1時間20分くらい見ていただいていたので拍子抜けです。すると先生が

 

「セヴシックの9番って持ってる? これ、やりましょうか」

 

と。セヴシックは1番しか持っていなかったのでネットで検索、即座に注文いたしました。片付けをしている横で先生が

 

「スケールと、パガニーニと、ヴィエニャフスキと、セブシック。まあこれくらいの分量で無理なくやっていきましょうか」

 

……え?

 

…………無理なく?

 

私にはかなりの分量に見えるのですが、どうなんですかね。長女さん、あなたはこれくらいやってくる子だと思っていただけているよ。気を抜けないね!

 

クリックくださると長女がセヴシック9番を譜読みしはじめます
親は無理なく練習させ……られるのかな……

 

ではまた。