人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ヴァイオリンレッスン

長女のヴァイオリンのレッスンがありました。今回からカールフレッシュが追加されていますので、またもや基礎訓練が厳しくなっています。

 

まずは6thのスケールから! だいぶなれてきたらしく、練習していった4つの音階に合格をいただきました。全調の半分をクリアしたので、もう半分。指の形を覚えてしまえば残りはそこまで苦労しないはず。これが終わったら8thですかね。華麗なるポロネーズオクターブがたくさん出てくるので、ちょうどいい練習になりそう。

 

続いてセヴシックOp.9。前回よりも良くなったとのことで、若干弾き方にご注意をいただき、それができたと判断されたことで「次は9番やってきてね」とのことでした。これも8thだな。とにかくオクターブの音程を完璧にしていこうぜってことでしょうか。

 

さて、やってきましたカールフレッシュ。1番だけ弾いてきました、というと、「ほんとー? じゃあ聞かせて」と驚いていらしたので、私も長女も「?」となりました。ていうか、譜面だけ見ればこれ、とても簡単じゃない?

 

3音ほど弾いたとき、先生が苦笑い。「あのね、これ、全部G線で弾くの」……えーーーっ!?!? ……ほんとだ。IVの指示が書かれている。見逃しました。ためしにその場で弾いてみますが、ぼろぼろだったので持ち帰りに。先生は「んー、4番までできたら弾いてきて」と。1回なれてしまえばオクターブ違いで全部同じ音なので、そこまで難しくないのでしょうね。前奏曲とアレグロ(クライスラー)の一番最後もsul Gだったから、この練習してから曲にチャレンジすればよかったかもね!

 

パガニーニのカプリス14番。だいぶ直されるところが減りました。音楽的にもっとキレイに、というご指導は相変わらずで、なかなか合わない重音についてはしつこいくらいにたくさん見てくださいました。これはもうすぐ仕上げかな。ここまで来るのに2ヶ月近くかかったねえ。

 

続いて華麗なるポロネーズヴィエニャフスキ)。1ページ目はだいぶ出来てきました。まだ重音部分が怪しいですが、それでも曲になってきています。よかったよかった、一時はどうなることかと思っていたので少しだけホッとしました。2ページ目は比較的長女の得意とするmollですので、細かいところはおいておいたとしてもそこそこ弾けます。

 

とはいえあまりにもクレッシエンド・デミニエントを演出過剰に弾くものだから、先生も「うん、あの、そう弾くんだよ? そう弾いていいんだけど、やりすぎないで」と笑ってらっしゃいました。確かに今の長女の演奏は酔いそうです……。

 

残りは3、4ページ。超絶技巧のオンパレードなのでひとつひとつゆっくり練習してくるようにとのご指示でした。

 

ちょっと練習に練習を重ねないといけないね。ゴールデンウィーク、たくさん練習できるといいな。

 

 

遊びに行きつつ、練習もやりますよー!
姉妹ともそれが当たり前って顔しているのが頼もしい!

 

ではまた。