人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

支出について

エリザベート王妃国際音楽コンクール、毛利さんがファイナルに残りましたね! ファイナルの課題曲は得意のシベリウスですし、入賞、だいぶ期待できるのではないでしょうか。

 

しかし海外遠征にピアニスト同伴。だいぶ出費もかさむでしょう。おこがましくも自分の娘だったらといろいろ想像するのですが、どうやりくりされているんでしょうね。とらぬタヌキのなんとやらですが、ちょっぴり将来が不安です。

 

よく「ヴァイオリンなんてお金のかかる習い事、よくやらせられるね! お金があるんだね!」なんていうとんでもない勘違いをする方が身近にけっこういらっしゃいます。なんどもお断りしていますがうちはドのつく庶民ですから。湯水のようにお金を使っているわけじゃありませんから。

 

まだ子たちが小さいので実はそこまでかからないのです。高い印象のある楽器は子供用の分数楽器ですし、一度買ってしまえば毎日弾くわけですし。1日500円を楽器に使ったとしても、1年で約18万円の計算。これくらいの楽器であれば1日500円の負担なのです。TSUTAYAでアニメを5枚借りて毎日見ているのと同額。新作は1枚。しかし1日1冊文庫を買うと考えると若干かさばるか? とはいえ、もともと本やら漫画やらビデオやらに糸目をつけないので、そこまで高くは感じません。まああくまでも毎日弾けば、ですが。

 

続いて楽譜や弦など買わないといけないものが高い、という話も聞きます。しかし楽譜は自分でも買っていましたし、ギターの弦など安いときにまとめ買いしていましたし、「楽器とはそういうものだ」という刷り込みがあるためか、あまり出費に感じません。

 

レッスン費も結局は価値をどう感じるかだと思います。教育に熱心な親御さんは子にたくさん習い事をさせたうえで塾に行かせていることが多い。頭が痛いのはどこも同じで「塾のお金が大変でさあ」なんて言いますが、だからといってそれを理由に辞めさせるご家庭はそんなにないのでは? そこに価値を感じていれば高かろうと払い続けますよね。

 

何が言いたいのかというと、要するに、我が家は庶民ということです。

 

結局、今自分たちに何ができるのか、だと思うのです
転換点に立ったときに取捨選択していこうと思っています

 

ではまた。