人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ずいぶんよくなったね

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。

 

今回からスケールは8th。長女は気合を入れて10調くらい弾いてきたのですが……「ちょっとズレてる。いい? 音程はおしいとか近いとか無いの。完璧で当たり前。だからぴったりあわせてきて」といつもの訓示をいただきました。全部やりなおし! そうそう、それくらい厳しくて当然。音程をあわせるという意識を育んでいきたいところです。

 

続いてセヴシック。今回は表紙に大きく「9」と書いておいたので間違えずに持ってきました! #9は同じくオクターブのため、「ぴったり~!」と注意を受けて「もう一回やってきて」と差し戻し。練習しても練習しても、なかなか合わないね。これはどういった才能が必要なんだろうか。集中力をあげて、ひたすらあわせるしかないんでしょうね。

 

カールフレッシュはC durの1~4番は合格をいただきました。続いて5番は、まだ指番号がめちゃくちゃなところがあり、そこをキレイに弾いてくるようにとご指導。重音が続く6番は「まだいいや。これ大変だから」とストップ。カールフレッシュはこの#6~10が音大の試験に出るそうです。ま、試験うんぬんは関係ないですけどね。これがちゃんと弾けるようになったら、演奏力は確実にアップするでしょうから。

 

続いてパガニーニのカプリス13番。なかなか形にできず、フニャフニャ弾いている部分を特に重点的に指摘いただきました。先生が弾くとさすがに艶やかな音楽になります。若干右手の指で弓を押してテヌートにしていますかね。この技術は相当弓と指が一体にならないと難しそう。ちょっと家でもチャレンジさせてみたいです。もちろん、翌週に持ち越しです。

 

最後にヴィエニャフスキの華麗なるポロネーズ! この曲は本当にテンションがあがります。先生にご指摘いただいた箇所を丁寧にさらってきたので、だいぶ先生がうなずきながら聴き続けてくださる部分が増えてきました。あれは「今はこれでいい。あとで仕上げたい」と思っていらっしゃる顔つきです。

 

最初の1ページ目は「なんだかずいぶんよくなったね」とお褒めの言葉が! 前に先生とお話したことがありましたが、急に演奏がよくなるブレイクスルーがあるんですよね。先生は「きっと自分の中で理解したんだと思いますよ」とおっしゃっていました。その理解が1ページ目には訪れたということでしょうか。

 

2ページ目以降はまだsulの指定を見逃したり指番号を間違えたりといったミスの部分、重音があわなかったり指がおいつかなかったりといった基本テクニックが足りていない部分、これらの注意が多かったです。ひとまず1ページ目の手を緩めて、2ページ目からまたゴリゴリ練習していきましょう。

 

相変わらず「よくなったね」の言葉は嬉しいですね
はやく通して聴けるようになりたいものです

 

ではまた。