人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ブレスの意味がわからない

二女さん、発表会に向けて特訓中です。曲自体はなんとかなりそうなのでホッとしているのですが、ピアノの先生とあわせる、ということについて若干まだ意味がわかっていない様子。

 

「わたしが弾けば、伴奏は勝手についてくる」

 

という女王のような二女の辞書には、ブレスという言葉がありません。なんど「息を吸うことでタイミングをとるんだよー」と教えても、息を吸えばいいと思っています。「違うの、1、2、3、スッ、たらららって弾くの」と前の拍から教えても、

 

「スーーーッ、タラララッ」

 

な、長い! ブレスが長いよっ! 伴奏の先生ずっこけちゃうよ。

 

「スッ、タララッ」

 

みじかっ! 逆に短すぎて有っても無くてもいっしょ!

 

「(肩をあげてみる)タラララッ」

 

格好を真似するんじゃなないのー! 息を吸うのー!

 

……ぜい……ぜい。疲れた。前の拍の最後を吸って知らせる、という大人にとってはかなり簡単なことが、小さな子には理解できないみたいで。二女よ、あなた国語は得意なんだから頼むよ、理解してくれよ。

 

演奏よりも、こちらのほうが心配です。

 

関連しているかどうかのご判断はお任せしますが、こちらの記事がおもしろかったので。

ヴァイオリン弾きの手帖・第117回息を吸って~吐いて!

 

 貼り付けておきたいと思います。

 

ヴァイオリンの音が一切ならない練習が続きます
はたから見ていると、とてもシュールです……

 

ではまた。