人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

満ちてのちに拓く

姉妹ともに夏休みは毎年プールの夏期講習に通っています。実は今年のプール夏期講習、長女は行きたがりませんでした。どうやら検定とかテストとか、そういうものに左右されるのがイヤだったみたいです。「プール行くくらいなら練習してる」とまで! ……いや、行く「くらいなら」って。そんな比べ方しないでいただきたい。

 

そこで、「どんなにダメでも何も言わない。ただ水に浸かって楽しんでおいで」と説得し、放り込むことに。

 

今回は親も一切ダメ出ししない、という約束をしているので、妻もかなり意識して笑顔で手を振るだけに。するとどうでしょう。蹴伸びで5m泳げなかった子が、プールのイケメンコーチときゃっきゃうふふしながらブレスなしクロールの形をとれているじゃないですか!

 

長女、実は水泳がコンプレックスでした。お友だちの中でも一番苦手で、みんながスイスイと級を駆け上がっていく中、ひとりだけ置いていかれて寂しい思いをしていたそうです。が、今回少しわかったんじゃないかな。続けること、楽しむことで、何かが見えてくることもあるってことが。

 

二女は最近、猛特訓を続けていくことで先生から認められ、次々と新しい課題を与えられるという経験をピアノやヴァイオリンでしはじめています。すべて前向きに続けてさえいれば親がギャーギャー言わなくても、満ちたときに次の道が拓くんですよね。脳科学者の茂木健一郎氏も昔そんなことを呟いていたました。

 

togetter.com

 

私も先日こんな記事を書きましたが、子供の頃ってこういう体験がたくさんあればあるほど、継続したり困難に立ち向かったりできるようになるのではないかと思います。

 

いい夏休みになったね。

  

成長したときのあの笑顔が親のご褒美です
さあ次々と壁にぶち当たっていこうぜ!

 

ではまた。