人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ゴキゲンのレッスン

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。ご挨拶して、まずはがんばってやってきたカールフレッシュC durを5~10番まで見ていただきます。前回、「暗譜、そして二拍スラーで」とご指示いただいていた部分です。

 

「はい、いいよ。じゃあ次はC mollをやってきて」

 

おお、カールフレッシュで初合格! C durにとりかかったのが4月の末ですから、なんと1調合格に4ヶ月かかりました。全部で24調ありますからこのままのペースだと、えーと(計算中)……8年!? えーっ!? 長女16歳、女子高生だ。

 

さすがに合格のペースはあがるでしょうから、もう少し早まるとは思いますが、本当に『一生練習する教本』なんですね。やらない調もあるのかな?

 

パガニーニの『カプリス20番』は最初の部分をはっきりと弾くこと、後半のワンボウスタッカートをはっきり鳴らすことなどをご指導いただきました。基本的には練習の成果をとてもよく評価してくださっていました。それは、

 

「弓の持ち方、だいぶ練習してきたでしょ。もうちょっとでとてもよくなるよ。ただ、右手に集中しすぎて勢いが減っちゃったから、そこを今度は注意してきて」

 

続けてみていただいたヴィエニャフスキ『華麗なるポロネーズ』も同じでした。もっと、弾むように、喜びが爆発するように! そのためには弓の持ち方がとても大事になってくるというわけなのです。しかし大事に持つ練習ばかりしてきたので、音がどうしても大人しくなってしまい、「喜びが爆発」しない。これはもう、右手が慣れるのを待つしかないのかもしれません。

 

最近、レッスンの時間が正規の1時間でキチッと終わります。今までだいぶ課題が多かったっていうことですよね。コンクールの本番が無ければ、もう少しみっちり曲をいただいていたのでしょうか?

   

先生のご機嫌がとてもよかったです
練習の成果をわかってくださる先生で本当によかったね

 

ではまた。