人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

爬虫に夢中

春に受けたコンクールの賞品が届きました。長女は大喜び! 私にとってはあのときに聴かせてくれた演奏そのものがトロフィーみたいなものなのですが、彼女は自分から生み出した演奏ですし、形になるものが無いのとあるのとでは、実感が違うのかもしれませんね。

 

さて、練習を終えた姉妹を連れて、動物園に行ってきました。

 

長女は「ライオンが見たい! あとゴリラ! 最近、怖い動物が見たくて仕方ないんだよねー。あ、トラも見たい!」

 

二女は「ペンギンが見たい」

 

そうかそうか、見に行こうじゃないの。ということで園内をとぼとぼと、いろんな動物を見て歩きました。途中で二女がぐずるので、カキ氷を与え一休み。ライオンもトラもじっくり観察するのかと思いきや、1分くらいで飽きて「次いこう」と別の檻に向かって駆け出します。

 

ひととおり目的の動物を見終えると、長女が突然「ワニが見たい!」と言い出しました。二女は「えーっ、ワニはやだ」とよくわからない喧嘩が始まります。でも「ワニは別になにもしないよ。襲ってこないよ」と説得するとしぶしぶついてくる二女。

 

……それが……私の身長よりも大きなワニの姿を見て虜になったのは二女のほうでした。「おっきい! ながい! 泳いでる! ゴツゴツしてる!」ワニに飽きた長女をほったらかしにして、ずーっとしゃがみこんでガラスにへばりついて眺めています。長女は南米のジャングルに住む猛毒を持つカエルに夢中に。

 

姉妹して、爬虫類好きだとは。「カメレオンかわいいね。飼ってもいいね」

 

……やめてくれ。爬虫類の中でも相当飼うのが難しいらしいです、カメレオン。動物園はさすがプロですね。長生きしています。

  

動物に興味を持ち出したのが最近なので、タイムリーでした
動物園が好きになったかな?

 

ではまた。