人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

伸び悩み長女

『華麗なるポロネーズ』の演奏が楽しくなりません。コンクール本選で弾いたときからまだ一度もレッスンを受けていないのですが、自分なりに一生懸命考えているとはいえ、聴いているこちらからすると、どんどんつまらない演奏になっているように感じます。

 

気分転換もさせた、他の刺激も与えた、遅くまで起きていることもない。お友だちに手紙を書かせてみたり、学校の宿題に集中してみたり。本屋で姉妹が気に入ったきれいな絵本を買ってみたり。それでもあまり演奏には影響がありません。

 

実は「ほかの人の演奏を聴くのは禁止」と言われていました。今まで律儀に守っていたのですが、小学二年生の人生経験ではどうあがいても得ることのできない微妙な表現は、やはり巧者の演奏を聴かせるしかないと思い、いくつか聴かせてみました。本人は納得しているようで、そうでもないようで。きっと「何が違うのか」がわからないのではないかと思います。

 

自分の演奏と「よいとされる演奏」との違いを理解できなければ、そりゃ修正はできません。正直なところ、先生が「こうして」とおっしゃった違いが、私たち両親にはわからないことがあります。長女も、レッスン中に真似はできていても、「どう違うのかよくわからないこともある」と認めます。

 

もうこうなったら、何が違うのかを大人の耳で分析するしかないかもしれない。次のレッスンでアドバイスをいただいたら、私が、何が違うかを意識していこうと思います。

 

  

理解できていないままレッスンが終わると、一週間ムダになりますからね
修正しなければならないことが多すぎて、長女の脳ではまだうまく分類・分析できないのでした

 

ではまた。