人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

二女ほめられ長女ボロボロ

姉妹そろってピアノのレッスンがありました。

 

長女、ヴァイオリンにかまけていた、というか、華麗なるポロネーズが弾けずに苦しい思いをし続けていたため、ピアノにまで気持ちが周りませんでした。先生もあきれるくらいシューマンがボロボロだったそうです。すべて持ち越しに。全国大会が終わったら、ピアノに向き合おうと母子で誓ったそうです。

 

一方の二女さんは集中して練習していたぶんとても褒められた様子。ブルグミュラーの一曲はよく練習していると評価され、ソナチネも表現方法にまで踏み込んだレッスンをしていただけたようでした。

 

このソナチネですが。二女は今ひとつの壁にぶち当たっています。それは、連続で和音を打鍵すること。手が小さくて、かつまだ力のない子がキレイに連打するのはとても難しい。大人の理屈で「もっとキレイに弾いて!」といったところで、本人は必死にやっているのにやり方がわからない。

 

しかし、「押さえつけるのではなく、手首でスナップするように弾いてごらん」という見本の動きをきっかけに、少しできるように! コツコツとできることを増やしていく二女さんは、猛ダッシュで逃げ切ろうとする長女と比べると、ウサギとカメの「カメ」のほう。着実に、ジワジワと、迫り来ます。

 

長女さん、逃げ切らないとね! 二女さん、着実に行こうね!

 

長女さんはまず自信を取り戻すところからだな
二女さんはマイペースに行けば大丈夫、きっと!

 

ではまた。