人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

次の曲はどうしようか

録画してあったららら♪クラシックでシューベルトの「ます」五重奏を観ました。だいぶ前の収録ですね。素人耳で大変恐縮なのですが、なんだかとても落ち着かなかった。なんだろう。理由がわからずとてもモヤモヤしています。

 

さて先日の長女ヴァイオリンのレッスン後の話です。

 

楽器の片付けをしている長女に、先生が「この曲、コンクールで弾いたら次は何を弾こうか」と話しかけてくださいました。長女は前にいくつか弾きたいといっていた曲があったので、何かしら自分から言い出すだろうかと黙っていたのですが、「うーん、特にこれといって……」という態度。

 

なんでよ。もっと自己主張すれば良いのに。

 

すると先生は「バッハやろうか。それかパガニーニ」

 

おっ、バッハってことは無伴奏かな? 音楽の基本ですからねバッハ。必ずさらわないといけないし、音程に敏感になるためにはとてもいい。パガニーニはやっぱりコンチェルトでしょうか? ぐわっと勢いで押す長女にはぴったりかも。

 

いまいちピンときていない長女。先生から曲を提示頂けるのってとても名誉なんだけどねえ。そういう機微、わかってないでしょ。いいよ家に帰ったらひととおり聴いてみようじゃないか。

 

帰り道に「どうして自分で弾きたいっていっていた曲を言わなかったの?」と聞いてみたのですが、「弾けるかどうか自分でわからないから」とのこと。そうですか。なるほど。

 

まあそりゃそうですよね。勉強中の身ですから!

 

バッハとはしかしまたストイックな選択。私は大賛成です
パガニーニの協奏曲だとすると1番かな? 毛利文香さんの名演を思い出します! あんな風に弾いて欲しいなぁ

 

ではまた。