人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

背ぇ伸びた?

レッスンの途中でアクシデントがありました。ヴァイオリンに衝撃を与えてしまったために駒がずれ、音がニャーニャー言うようになったのです。先生も「あー、やっちゃったね」という顔。その日の夜に見て下さる約束をしたのですが、まじまじと長女を見つめた先生。

 

その口から意外なひと言から飛び出て、びっくりポンな事態に(一度使いたかった!)

 

「あれ、背伸びたよね」というタモさんみたいなフリに「そうですね、最近とみに大きくなったと思います」と受け答えをしていたら、

 

「サイズアップできるんじゃない?」

 

えっ!? 1/2に替えてからまだ1年ですが、もうですか!?

 

「身長いくつくらい? 腕が長いしいけるよきっと。コンクール終わったタイミングくらいから新しいヴァイオリンにしてみる?」

 

は、はあ、本当に持てるんですかね。でも先生がそうおっしゃるなら、ということで、夜に駒を見ていただくときに、前に購入した3/4を一緒に持っていきました。先生の前で構えると、「ああ、もう大丈夫。弾けますよ。だとしたら、いろいろと調整しないといけないね。あれをこうして、これをああして。僕これから忙しくなるから、今のうちにできることはやっておきましょうか」と段取りを組んで下さいました。

 

急遽先生のチューニングが入ることに。うまくいけばお教室の発表会がデビューになりそう。長女は「ゆ、指が開くかな」と心配そうではありましたが、とても深くて大きい音のする3/4にワクワクしていました。スケールたくさんやって、新しい大きさに慣れないとね!

 

新曲、新しいヴァイオリン、いい区切りかも知れません
苦楽を共にした1/2、コンクールで有終の美を飾りたいところです

 

ではまた。