人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

練習の擬態

昨晩、練習を終えて歯磨きしている長女が、フンフン~♪ とだいぶご機嫌に鼻歌を唱っていました。あれ、この曲……? 聞き覚えがあったので、誰の曲だろうかと思いを巡らせていたら……。

 

「もしかしてゼルダの伝説!?」

「うん。覚えちゃった。これ良い曲だね」

 

そう、日曜日にやった「題名のない音楽会」で流れていたのを覚えてしまったのです。マリオ、モンハン、FFと往年の有名曲のなかでゼルダを選んだかわが長女よ。いい趣味してるじゃないの。龍くんがブラスバンドをバックにほぼひとり弦楽器で立ち向かったのも印象的だったのでしょうか。

 

そんな長女さんも二女さんも、音楽は好きだし舞台も大好物だけど、いつでも喜んで練習するような人たち、ではありません。特に何も言われなければ本を読んだりゲームをしたり、ときにはぼぉーっとテレビを見ていたりします。

 

それはそれで大事な時間なのであまりとやかく言いたくありませんが、何しろ一日の時間は24時間と有限ですので、あまり無駄に使うこともできません。だから「練習しよう」と決めたら、できるかぎり無駄に引き延ばさずに練習してほしいものです。

 

しかし我が家は姉妹で楽器を習っていますから、日中は妻がひとりでそれぞれを見ています。ですから、長女を見ているときは二女が、二女を見ているときは長女がひとりで練習することになります。……自分が小さかったとき、ひとりにされて練習・勉強しましたか?

 

私はしなかったな。絶対サボってた。漫画とか読んで、足音が聞こえたらササッと隠して勉強していたフリをしていました。

 

やる、と言ったんだから、約束は守ろうね。

 

……以上。強くは言えません。

 

まさか遺伝ですか。それとも世界全国共通ですか
何か効率のよいたしなめ方、募集します

 

ではまた。