人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ヴァイオリニストの立ち位置

長女、平日にも関わらずヴァイオリンのレッスンがありました。学校から帰ってちゃちゃっと支度していつものレッスン室へ。

 

伴奏のM先生とも大変お久しぶり。10月にあった先生のリサイタル以来です。本当によくしてくださる方で、テクニックも長女の先生が惚れ込むほど。長女よりも妻のほうが楽しみにしていたのではないか、と思うくらい親のテンションがあがっています。

 

レッスンはいつもどおり進められ、いくつか先生からポイントごとにアドバイスをいただきます。……同じところを注意されるのはもういい加減にやめて欲しい、と父は思ったよ。この曲、40回近くレッスンを受けているんだから、もー直そう。な。頼むから。

 

でも全体的には「よく弾けている」とおっしゃっていただけているので、長女もご機嫌。後半になればなるほど演奏もどんどんよくなっていっていました。

 

最後に先生が、「そうそう、前回の本選の映像を見直していたんだけど、もうちょっとピアニストの前に立った方が良いよ」と立ち位置についてレッスンしてくださいました。鍵盤の正面、もしくはピアニストを隠すくらいの場所がベストとのこと。「ちょっと振り向けば合図を出せるでしょ。それに先生も後ろ姿を見やすいから合わせやすくなるの」M先生もウンウンとうなずいていらっしゃいます。

 

もともとステージの真ん中に立つものだと思っていたので、これは親子してびっくり。でもよくよく思い出してみれば、ソナタなんかだとヴァイオリニストはピアニストの左に立つもんなあ。このあいだBSで観たヴェンゲーロフのリサイタルでも、確かにピアニストの左に立っていた。

 

突然やると慣れないかもしれないので、家で感覚を掴めるといいな。

 

少しずついろんなことを学んでいく、ド素人一家でした
あれ、実は結構常識ですか? でも子どものコンクールだとみなさん真ん中に立ちますよね?

 

ではまた。