人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

門下の発表会

門下の発表会がございました。かなり生徒さんが増えたようで、プログラムも新しいお名前がひしめいています。長女やその上の学年のお姉さんたちくらいまでは小品や一楽章のみという雰囲気なのでまだ気楽でいいのですが、中高校生の兄姉弟子さんたちになると、無伴奏のソナタを2曲とか、コンチェルトを全楽章弾いて、そのあと小品まで弾いたりとか(しかも超絶技巧)、本当にとんでもない感じ。

 

長女は武者修行で一緒だったお姉さんと相当仲良くなったので、ずっとべったり。前から仲良しだったお姉さんや妹ちゃんともキャッキャいいながらハイタッチしています。コンクールでは「名刺代わりよ」と楽屋で弾きまくる長女も、ここでは大人しい。というか和気藹々としている(いやコンクールでも顔なじみがいるとキャッキャするんですけどね……)。

 

発表会は、独特の安心感、そして緊張感があります。長女はもちろん、門下のみなさん、日ごろの成果をいかんなく発揮。そもそも門下のレベルが高いので、どれも聴きごたえがあってとても楽しい会でした。

 

ちなみに長女の演奏は、最高のデキ! とまではいえないものの、長女らしい演奏でした。新しく取り入れたものも含めて、すべての意味で集大成。先生からは「ちょっと張り切りすぎちゃったね」と苦笑いされましたが、それも含めて長女らしい、ということなのでしょう、「でもとてもよかった」とおっしゃってくださいました。

 

最後には、私自身が単純なファン、そして家族でご活躍を応援していた方がゲスト演奏してくださいました。いやぁぁぁ鳥肌が立った! 長女など「ヘンデルのパッサカリア弾きたい!」とはやくも影響を受けていました。

 

写真撮影後にその方にサインまでいただいて、ホクホク。URLのentry/の後ろを奏者のフルネームに書き換えると、撮影したサインを見られます。ご興味のある方はどうぞ。

 

終了は夜の9時をとっくに回っていました。7時間以上の長丁場。生徒さんが増えたぶんだけ後ろに押した感じです。親同士の横のつながりも深まったようで、とても充実した一日でした。

 

それと、ひとつ思うところがありましたので、明日書こうと思います。

 

長女さん、最近人の演奏に対して興味を深めている様子で何より
特にゲスト演奏は本当に心から感動していたようでした

 

ではまた。