人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

発表会の日の二女と我々

発表会は主に長女のイベントです。二女は退屈だと思います。

 

門弟さんのなかには二女と仲良くしてくれる子もいて、会うたびに一緒に座ったり、じゃんけんして遊び出したりするのですが、それでもさすがに7時間を待たせるのはしのびない、ということで、長女の出番が終わったら二女をじじばば宅に泊めてくれることに。

 

もちろん二女大喜び。長女憮然。

 

発表会が終わったのが夜9時半。それから比較的家が近い姉弟子さん親子と、帰りに夕飯がてらファミレスに行き、日付が変わるまでおしゃべりし続けました。そのとき私のLINEがピコーンと鳴り、

 

「これからねます。おこらないでね。じじょ」

 

え、起きてたの!? なんてことがありました。

 

翌日、昼前くらいまで夫婦+長女の3人で惰眠を貪り、軽く練習してから夕方にかけて二女をお迎えに出発。寂しそうにしているかと思いきや、

 

「二女~、お迎えにきたよー!」

「……(憮然)」

 

なんで!? パパだよ……?

 

一日あずけたらその家に懐いてしまった猫みたいになっていました。親はこちらであることをアピールしまくり、夕飯を食べ、夜にかけて帰宅。そのころにはようやく私たちを親扱いするようになっていました。

 

なんにせよ、日ごろのフラストレーションを発散させることはできたんじゃないかな? 父母に感謝でございます。

 

長女さんは別日にひとりでお泊りすることになりました
キミまで親を忘れないでおくれ……

 

ではまた。