人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

指弓練習法

最近の長女さんの鼻歌はパガニーニのカプリス9番。なぜか知らないけどオペラみたいな歌い方をします。他の曲でオペラっぽいものはいくらでもあるのに。9番はどちらかというと管楽器っぽい曲なんですけどね。

 

今日は、いつも読ませていただいているヴァイオリニスト山﨑千晶さんのブログから。「スタッカートから指を使う方法」というタイトルではありますが、これはどうみても指弓の使い方の説明です。チェコの子ども向け教本から、とのこと。

 

 

長女の先生をはじめニューヨークで活躍しているヴァイオリニストも「指弓ってどうやって教わったっけ。気づいたら使っていたよね-」「ねー」みたいな感じで、なかなか日々の練習として教えてもらう機会がないのですが、これは完全にエチュードとして成立しています。

 

実際に長女にやらせてみたところ、ほんの10分でまともな指使いになりました。それを曲の中でどう使うかはひとまず置いておくとして、指の運動としてとても有効です。

 

武者修行のとき、みんな指弓の学び方で悩んでいることを知りました。同じ境遇だと知り、ある意味とてもホッとしたのではありますが、もっと効率的に、体系的に教えるシステムがあってもいいのではないかとずっと思っていたのです。

 

そんな中、これは子ども向けだけにとても簡単に書かれていて、しかも成果がわかりやすく、何をしてはいけないのかまで注意してくれています。

 

こういう細かいテクニック(ワンボウスタッカート、リコッシェ、スピッカートその他)を体系的に学べる教本って無いものですかね。無いなら作ればいいのに、なんて思うのですが、どうなんですかね音楽之友社さんとかリットーミュージックさんとか。ヴァイオリンを学んでいる人は少しくらいなら高くても出すと思いますよ!?

 

というわけで、長女はこれから毎日これを練習前にやることに決めました。

 

みんなテクニックで悩むことが無くなるのが理想だと思うのです
最終的にはそれぞれが音楽として個性を表せるといいですねー

 

ではまた。