人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

舞台がある利点

昨年の長女は11月以外すべて舞台があるという1年でした。応援団である私の父母もさすがに「舞台多すぎない?」と音を上げるくらいのスケジュール。仕方ないでしょ、予選、本選、全国、と進むと最低3回は舞台を踏むのだから。お教室の発表会もあるし、どうしたってこういうスケジュールになるのです。

 

確かに体力的には厳しいかもしれませんが、その反面いいこともあります。

 

それは、「締め切りがある」ということ。いついつまでにこの曲をこれくらいのレベルに仕上げておかなければならない、というデッドラインがあると、そこに向けてどう努力していくか、どう効率よく練習を積み上げるかを考えるようになります。

 

長女の先生は、音程よくテンポもリズムもちゃんと弾ける、だけでは合格をくださいません。一定の情感を込めて初めて合格とおっしゃってくださいます。どこのお教室だってそうなのでしょうが、「ちゃんと弾けるようになった」というレベルではなく「心に定着したかどうか」で見られている気がします。

 

そういう意味で、舞台はとてもありがたいものです。お教室が必ず発表会をやるのはそういう効果が望めるからなんですよね。長女、次の舞台は3月です。何もない2月のうちにサイズアップを完了しておけば、少なくとも課題の曲はある程度の形まで仕上げて持っていけるのではないかと思っています。

 

長女、レッスンがありました。最近はやっていることがまったく一緒なので、特に細かく書くことがありません。それでも着実に少しずつできることが増えていますし、曲の雰囲気もつかめてきています。それも、まずは3月の舞台に向けて。

 

本人のモチベーションは高い。楽器もよく鳴るようになってきた。

 

そろそろ3年生としての活動が始まります。

 

コンクールの世界だと中学年のくくりに分類されることに
小学校生活って、子供のころとても長く感じましたが親からするとあっというまですね!

 

ではまた。