人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

長女が踊り、二女が弾く

長女さん、バッハのパルティータを楽しそうに弾いています。なかなか難しい曲ではありますが、美しい旋律が多いためか「ここのフレーズ好き」とうっとりしている。

 

これは弾けるからできる業だよなあ。私は鍵盤楽器もギターも大して上手くならなかったので、「ここのフレーズが好き」と聴くことはできても弾けはしなかった。だからそこまで音楽に傾倒することがなかったんですよね。趣味で聴くのは大好きでしたけど、テクニックや表現力にまで踏み込んで音楽を聴くということをしてきませんでした。

 

さて、姉妹の学校で公開授業がありました。

 

まずは長女の学年がおのおの得意技を披露していきます。二重跳びや三重跳びなどは見ていてさすがに驚きの声があがっていました。長女はオーディションを勝ち抜いてダンスチームに所属。センター最前列で踊る大親友の子の斜め後ろで、キレッキレの踊りを見せてくれて感動しきり。途中足もとが滑ったのか、ひとりだけ転んでいましたが、それでも最後まで踊り尽くした様子。よくできました。

 

続いて二女の教室へ。みんなが「今年1年でできるようになったことを発表しよう」と二桁の足し算を暗算したり、きれいに文字が書けるようになったことを発表したり、オルガンを弾いてみたり。

 

二女も自分で弾けるようになったばかりのバッハの『春』を披露。鍵盤がでこぼこしていたり、重さが違ったり、立ったまま弾くことになったりといろいろ普段の環境とは違ったせいか、とちったり止まったりしていましたが、最後までなんとか弾いておりました。

 

ふたりともとても元気に帰宅し、「どうだった!?」と詰め寄ってきたので、それなりに自信があったのでしょうね。

 

子の成長が早すぎて、最近ちょっと恐怖すら覚えます。

 

キレキレのダンスを教えることのできる先生がいるのもすごいです
習い事を持ち込んでもいい、というありかたも、昔の窮屈な教育方針からずいぶんと変わったものだと思います

 

ではまた。