人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

この日に思うこと

5年が経ちました。

 

あの日のことをまざまざと思い出せるくらい、とてつもない経験でした。みなさんもそれぞれ心に思うことはあるでしょう。

 

姉妹はまだとてつもなく幼く、突然の大きな揺れに驚いて、たまたま遊びに来ていたお友達とテーブルの下に急いで隠れたそうです。

 

私は当時、たまたま自転車通勤に切り替えたばかりだったため、地震のあった30分後には会社を出て自宅に戻りました。部屋のテーブルの下で自転車用のヘルメットをかぶった子たちが「あっ、パパ!」と嬉しそうに叫んだのを今でも思い出せるくらいです。

 

衝撃のニュースと余震と音信不通で震え、異常な渋滞と異常な徒歩帰宅者の群れに驚き、水や食料の心配と遠い東北への支援法などに直面し。

 

そんな混乱した日本で、よくぞヴァイオリンを始めてくれたものです。彼女たちの成長がどれだけ私たち家族の心の支えになったことか。

 

とてもとても特別な日です。

 

この日、我が家は非常食祭りになります
新旧の非常食を入れ替えるとともに、いざというときの訓練もかねて

 

ではまた。