人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

二女、絶好調

あまりにも伸ばしっぱなしの髪の毛を切りに行かせたところ、指がまったく絡まない毛先に感動したらしく、ずーっと「ほらっ、ね? ほらっ」と髪を梳いておりました。楽しそうだよね、どんなことにでも。

 

感動のマックスが低いとすべて幸せになれる法則ですね。だから子供は刺激が多くて毎日が長く感じるのでしょう。

 

ヴァイオリンを休止したことで時間が多くなった二女。毎日とても充実している様子です。ピアノを弾いて、勉強もして、宿題を終えて。そのあとは好きなゲームをしたり本を読んだり絵を描いたり。とにかく自由時間をたくさん自分のために使えている様子です。

 

そのおかげか、一時期見せた不安定な心の様子が最近めっきり減りました。情緒も安定し、変に拗ねることもなくなってきている模様。やはりキャパシティがいっぱいだよ、というサインだったんだろうな。思い切って休止させてやってよかった。

 

おかげでピアノの進度がぐんぐん伸びています。レッスン中にそっぽを向いて先生の話を聞かないこともあった二女ですが、最近は真正面から向き合って吸収しているみたい。勉強にも自信が持ててきているようです。

 

だからといって、ヴァイオリンを弾きたくないわけではないようで、このバランスは本当にいい形で終えられたな、と思います。

 

現在メンテナンスに出している1/2のヴァイオリンを「いつ帰ってくるかなー。弾きたいんだけどなー」と心待ちにしているのです。

 

上手くなりたい、下手になりたくない、ではなくて、「弾きたい」。これってなかなか得がたい心持なんですけどね。

 

ヴァイオリンも音楽も大好きなままで本当によかった
長女に妙に嫉妬することも無くなりました。それが一番ホッとした

 

ではまた。