人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

バッハな日

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。

 

H durのスケールから聴いていただき、細かい部分ではいろいろとあるけど「まあいいでしょう」と合格をいただきました。先週残したa mollの9番も聴いていただき合格。よく練習しているね、と褒められて少し嬉しそうな長女です。次はb moll!

 

続いてバッハのパルティータ3番、プレリュード。弾き終えるまでじっと聴いていただき、なかなかいいね、と。しかし指使いがちょっと違う場所、弓の立たせ方など、基本的なことを注意いただきます。「大きく弾いて」というところは先生が長女の弓をもって実際の弓の動かし方を見せてくださり、長女もすごくよくわかったようです。

 

「今、ちょっと指が動いていたね」

 

と自然に指弓になっていたことまでご指摘くださいました! 本人は意識していなかったようで、逆に驚いていました。そしてこの曲は直線的なイメージを保つように、と説明くださいます。長女、最初は「???」という顔をしていましたが、先生の模範演奏とともに徐々にわかってきたようで、声部についても意識がいくようになったようです。

 

この日はとてもバッハを厚くみてくださり、最後に「せっかくだから3番は全部やろう。次のルール(Loure)は相当難しいよ。パガニーニみたいな曲はちょっと音程がずれてもわからないけど、バッハは全部ばれちゃうからね。正確な音程で弾くようにしてね」

 

続いてパガニーニのコンチェルトを先週の続きから。毎度同じようなことを注意されるのですが本人は必死。ほんの少し残った時間で自主的にスコアを買って譜読みしていた曲を聴いていただきレッスン終了。

 

とにかくこの日はバッハなレッスンでした。

 

レッスンの進捗と曲の進度の順番がだんだんわかってきた気がします
今度また防備録がわりに書き残しておこうと思います

 

ではまた。