人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

学校の視力検診

フジコ・ヘミングのピアノリサイタルを録画していたので聴きながらいろいろと作業をしていたのですが、ふ、と我に返って聴き直してみると「あれ、こんなに素直な演奏をする人だったっけ?」と思ってしまうくらい、とても澄んだ演奏をしていました。でもインタビューは相当ぶっ飛んでましたけど。

 

イダ・ヘンデルより5歳若い超大御所。まだまだ美しい演奏を見せますね。さすがです。

 

さて、姉妹は学校の視力検診で「要検査」になって帰ってきました。

 

レンズの買い換え保証期間がそろそろ切れる長女は、今ならタダで度交換してくれるので、あわてて二女も連れて眼科に行きます。が……。

 

「変わらないですよ。長女ちゃんはレンズ交換必要なし。二女ちゃんも視力いいです」

 

えっ。

 

「学校の視力検診って悪く出やすいんですよね。眼科あるあるです」

 

そう、なんですか。

 

思い返せば、あれだけ小さな楽譜をスラスラッと読んでどんどん新曲を譜読みしている姉妹。長女は本当に悪いので目を細めながら見ていますが、二女はサササッと読書するように弾いています。エチュードや簡単な曲くらいならそんなに時間をかけずに弾けるようになっている。

 

目は大事ですね。長女も見ることに不自由しないといいのだけど。

 

視力って「見よう」とするチカラが大事だそうです
見ようとする意志が弱いと悪くなりやすいみたいで。こればかりは性格ですね

 

ではまた。