人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

体力勝負

ピアノの新しい教本を買うために有名な楽譜屋さんに顔を出したのですが、ヴュータンの4番は売り切れだそうです。Amazonでも次の入荷はいつになるかわからないし、困ったものです。

 

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。

 

今回もカールフレッシュは1調合格。最近はスケールを1週で合格いただけることが多くなりました。最初にさらったC Durの合格に約2ヶ月かかったことを考えると、相当に慣れたと思います。何事も継続ですね。1年かかってようやくここまできた、といった感じ。

 

続いてパガニーニを厚くみていただいたのですが、相変わらず同じところで演奏を止められて、同じ指摘をいただいている。先生はあまり厳しいことをおっしゃらないので、その都度彼女はその場では言われたとおり弾くのだけれど、家に帰って練習するともう忘れているということが多い。修正する気がないのだろうかと情けなくなることが多くなってきました。

 

それと、家では弓の角度や音程などに気をつけて弾いていたのに、先生の前では全部練習する前の悪いフォームに戻ってしまいます。うーん、言いたくはないが素質を疑ってしまいます。先生も「あんなにスケールは綺麗に弾くのに、曲になるとどうして音程が合わないの?」と苦笑い。本当ですよ。何でなの。

 

そんな感じでレッスンに入ったものだから、バッハもいまいちでした。もう1週!

 

でもバッハのパルティータ3番ルールのときはちょっとバテ気味だったんですよね。体力がそこまで保たなかったというのが本当のところ。パガニーニをみっちり弾き、続いてプレリュードを弾いたものだから、ここできっと腕と肩を酷使したのでしょう。完全に疲れ切っていました。ルールはグダグダでした。

 

先生も「次はバッハから聴かせて」とおっしゃっていました。きっと疲れたことに気づいていたのでしょう。

 

何度も書きましたが、音楽家は体力勝負の商売ですね。

 

帰り道に「疲れた?」と聞くと「うんプレリュードで疲れた」と言っていました
見ているだけで疲れそうですが、先生は涼しい顔をして何度でも弾いてくれます。鍛え方が違うのだろうか

 

ではまた。