体を動かすことと楽器演奏の関連
チャルダッシュほど“いじりがい”のある曲はありませんね。各国でいろんな方がこの曲を弾いていますが、“いじりがい”というか“遊びがい”のある曲のせいか、好き勝手いじくりまわして、「音楽ってほら楽しいでしょ!」とやるにもってこいなのでしょう。
こんな演奏を見つけて何度も何度も聞き返していました。
今思いついたようにサラッと弾いていますが、あまたの研鑽の上に成り立っている演奏とアレンジであることはヴァイオリンをたしなむ皆様であればすぐおわかりのことと思います。ただまあ、好き嫌いは分かれるかもしれませんね。2分43秒あたりのセンス、私は大好きです。そして、弾き終わる前から拍手していい曲だと、私も思います。
さて話は小さくなりまして。
長女のバレエの見学がありました。週に1回しか通っていない長女、なぜか振りはバッチリ、写したようにすぐにできてしまうようす。二女は拍感のよさをよく褒められますが、長女は打てば響くような運動神経で評価されているようです。
表現力や所作の物語性はひとまず置いておくとしても、基本的な動きを把握する能力に長けている。これって楽器にもそのままいえてしまいます。
結局楽器は体を動かすことに直結しているんですよね。指先にまで神経を渡らせて、すべてを表現しようとする子ほど、音の種類を出そうと試行錯誤しているのでしょう。長女もダンスにそういう気持ちが育ってくると、音にも変化があるんじゃないかな。
本人にとって楽器練習の合間の息抜きになっているようで何よりです。
キチッとパキッとお手本のように踊ってみせる長女さんなのでした
二女もよくがんばって踊っていたそうですが、振りがなかなか覚えられない様子
ではまた。