人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ご満悦の二女

台風がすごいですね。なぜか二女がものすごくはしゃいでいました。強い雨を「触りたい」と道に飛び出したり、風の強さをきゃっきゃっ言いながら楽しんだり。長女はそれを「やめなよー、あぶないよー」とたしなめている。

 

本当に、別の人格なんだなあ。

 

二女さん、とある方にピアノのレッスンをつけていただく機会がありました。本人なりに一生懸命練習した曲を聞いていただき、いろいろと教えていただくこと約1時間。親のほうが「へえーー」「ほおーー」となって帰ってきたという始末でした。

 

本人は「パチパチパチ~ってしてもらえた」とご満悦。

 

え、ほかに何か感じたことはなかったの? とは思うものの、まだまだ「ガチでいきますよ!」という気合のオーラが出ているほどではない二女に、「今日教えてもらったことを自分のものにしたいから、帰ったら練習するね。ご飯はあとでいい」なんて台詞を期待するものではありません。……いや長女ですらそんなことめったに言わないですし。

 

子の自主性というファンタジー妄想を肥大化させてはいけない。

 

ただ、二女のようなタイプは、何がきっかけでドはまりするか分からないので、観察と提案と機会創作だけは続けていかなければならないな、と今回、心から思いました。

 

与えるとキラキラとした笑顔で嬉しそうな顔をする人なので。

 

とても記憶に定着する教えと、すぐ忘れることと、二分化する二女さんです
本人は常に真剣なのでしょうけど、まだ集中力が続かないのかなあ

 

ではまた。