人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

決断したこと

久しぶりにゲリラ豪雨でしたね。この時期になれば洗濯物がどんどん乾いていくと思っていたのに、部屋干ししなければならないことが多く、部屋がますます湿っぽい。

 

楽器に湿気は大敵だというのに! 日本に生まれた以上、高温多湿の夏ばかりは仕方ないですね。

 

実は、長女さん、とあるコンクールに出場していました。

 

いつもに比べると緊張も少なく、出る前のハラハラするような精神の荒れもなく、なんだかとても穏やかな長女さん。なかなかな演奏を聞かせてくれて、無事予選通過しました。本選はもう少しあとになります。

 

が、この予選を聴き、先生の講評を伺い、その後、長女とじっくり話をすることで、私はひとつの決断をしなければならないと思いました。

 

今後、本ブログは、不定期更新とします。

 

妻とも長らく話し合い続けてきた、山積する諸問題が理由です。

 

ブログに書けない内容があまりにも増えてしまったこと。

「書かない」のは単純に私のさじ加減であり、「書こうと思えば書けてしまう」こと。

「書かない」ことをジャッジする人物が私しかいないこと。

 

ほかにも長女の人間的成長が見られることや、つまらない些事を耳にしても何事も無かったかのように「清く正しく」振る舞い続けることに無理が生じてきたこと、などなど、個人的・家庭的な問題もたくさんあるのですが、もっとも大きな問題は、上記にあげた倫理的なものです。

 

この場で絶対にしたくない、と思っていたことはいくつかあります。愚痴の掃き溜めにしない、誰かを故意に貶めたり強く批判したりしない、姉妹や妻のプライドに関わる内容は書かない、自己弁護のために都合の良い言葉を便利に使わない、攻撃的な文章を書かない、などなど、一般的に考え付く良心にもとづいたルールを決めていました。

 

とはいえ、この世には、自分の考える正義とまったく同じだけの質と量をもった逆方向の正義が必ず存在します。私が「良心にもとづいて書いた」つもりでも、他者から見れば逆方向の正義であることも大いにありうる。納得のいかないこと、汚い言葉や脅しのような文面で主張してくるコメントには全力で反論してきましたが、ことの正否を延々と論じ続けるほど私も暇人ではありません。とはいえ、議論を恐れた結果、細心の注意を払って感情を一切交えずに書いた文章なんて、書きたくないし読みたくもない。

 

もう、そういう域に入ってきてしまったのです。「長女、二女、上手だね! もっと上手くなろう! 楽しくやろう!」と思っていても、その感情がどんどん自分だけの独りよがりになっていくのを、ここ最近とてもよく感じるようになってきたのです。自己と周囲の感情の乖離が甚だしくなってきた。

 

よって、今後は不定期としたいと思います。書きたいことは山ほどあるんですけどね。でも書くと、上記で定めた自分のルールを守れなくなってしまうのです。

 

いえ、ブログはやめませんよ?

 

要するに、日刊ではない、普通のブログになります。

 

今後ともなにとぞ、姉妹ともどもよろしくお願いいたします。

 

長らく読んでくださっている方、いつもありがとうございます!
何かネタや質問など投下くだされば、それを元に書くことも吝かではございません!

 

ではまた。