人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

質問箱アーカイブ #16 副科ピアノについて

 

質問箱という匿名質問サイトが2022/5/31をもってサービスが終了しました。それまでにいただいた50件近いご質問は楽器子育ての親にとって大変貴重な資料になりますので、アーカイブして残すことにいたしました。毎週月曜日、順々に公開していきます。

 

2019/5/22にいただいたご質問

 

ご質問ありがとうございます!

3歳のときに教育の一環として妻にも経験のある「ピアノとバレエ」をセットに習い事を始めさせようとしていたのですが、本人が「ヴァイオリンがいい」と言い出したため大慌てで調べ始めた、というのが実情です。なのでその当初はピアノを副科と思って接していませんでした。

習い事をはじめるにあたり、以下の条件で探しました。

・年子のため移動に時間がかかるのは×。近所で習えること
・譜読みが苦手だと苦労するのを体感的に知っていたので、どんどん譜読みさせてくれる先生であること
・将来的に音楽に本気になっても対応してくれそうなこと
・独自の音楽観、芸術観、教育観をお持ちのこと

信じられない幸運とご縁でとてもいい先生に恵まれました。実技はそれぞれ専科の師匠につきましたが、二女のソルフェージュは今も最初に教えていただいたピアノの先生のままです。長女も「大変厳しい、でもとても暖かい方」と評判の先生に教えていただいていますが、最初の先生が基礎を叩き込んでくださったおかげで苦労なくレッスンいただいています。

ちなみに専科の師匠に入門する際は、

・そのときの本人に足りない部分を具体的な練習法に落とし込んでくださる方
・ご自身の音を持っていて、かつレッスンで弾いてくださる方
・可能な限り現役で演奏されていらっしゃる方

などを重視しました。