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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

居ついた猫アゲイン

練習が好きで好きで仕方ない、という子を、あまり見かけたことがありません。でも、弾くのは好きで好きで、という子はたくさんいます。本来、「弾きたい」という欲求が先で、でも弾けるようになるには「練習が必要」なわけで。

 

練習嫌いでも、「やろうよ」と声をかければしぶしぶでもやるなら、それで十分ヴァイオリンが好きなんじゃないかと思うようになってきました。

 

私の実家にお泊りしている長女を迎えに、二女と2人で出かけました。お昼も過ぎたおやつどきに家にあがると、長女は「ああ、きたの」という目。

 

長女よ、お前もか!

 

なんだよ。なに居ついてるんだよ。本当に猫っぽいなあ。

 

母に事情を聞くと、「昨晩は興奮して遊びまくっていたが、今朝は少し落ち着いて、ひとりで黙々と好きなことをしだした」とのこと。普段できない緩んだ時間を最大限に活用して、自由に遊んでいた様子です。二女といっしょにちょっとオヤツをいただいて、借りてきたアニメのビデオを見て。2時間くらいでおいとましました。じゃないと根が生えそうな子供たち。

 

帰りの電車の中で長女がひとこと。

 

「なんか、背中にケース背負ってないと変な気分」

 

そうか。君も毎日練習している人だもんな。文句を言ったりなかなかはじめなかったり、休憩ばかりしていたりするけど、でもヴァイオリンは好きなんだよな。1日弾けなくて少し寂しかったのかな?

 

「帰ったら練習しようね」

「……えー」

 

だよね! 知ってた!

 

普通の反応だと思いました。多くを求めてはいけない!
でもちゃんと練習したし、なんだかんだで演奏自体は好きな子です

 

ではまた。