人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

三度の飯より三度の音階

長女のレッスンは今回も濃かった! 毎度一時間のレッスンが終わる都度、解脱するかのような心地よい疲労感を覚えます。長女の集中が私たちにも伝わってくるからなのだと思います。 カイザーは31番の弓使いの修正、線の指示、最後の重音の弾き方などをもう…

練習の方法を考え直す時期?

ここのところ、長女のレッスンを中心に日々が動いている気がします。というのも、姉妹のピアノは月に3~4回と不定期で習っていまして、ある程度曜日は決まっているもののいつ入るかはわかりません。それは二女のヴァイオリンも同じで、次のレッスンが決ま…

二女にも基礎練習の波

二女さん、ヴァイオリンのレッスンがありました。午後から長女のレッスンが入っているため、私と長女はお留守番して体力温存&練習。妻と二女のみでお師匠に教わることに。 現在二女さんは曲のほかにやさしいカイザーをやっています。ひとつのエチュードの後…

「わからないだろう」と思っちゃだめ

子どもの感受性は無限の広さを持つんですね。順序さえ間違えなければ、何を与えても吸収し心から楽しむようです。 先日こんな記事を書きました。 「いいね」と実際の差 - 人生を劇場にしない 「いいね」と実際の差 - 人生を劇場にしない 姉妹してドはまりし…

二女さんやる気だね!

最近まで何がしたいのかよくわからない人だった二女さん。ここ最近は楽器演奏にとてもやる気を見せているようで、何をやらせても前向きです。 ピアノ。黄色いカバさん(カバレフスキー)をどんどん譜読みしては合格をもらっているので、次々と新曲を弾いてい…

『エリーゼのために』の難易度

長女が年末の発表会で弾くピアノ曲は『エリーゼのために』です。先生もまたとんでもなく難しい曲を与えてくださいました。でも今の長女にはぴったりかもしれません。 先日ピアノのレッスンがありまして、演奏自体はミスタッチだらけだったそうです。レッスン…

弦が!?

先日長女が練習をしていたときのこと。「ビヨォォォン」とへんな音とともにG線がたるみました。なんだなんだと思ってみてみると、ペグが緩んだようです。急いで巻きなおし、少しキツめに締めておきました。 これ、コンクールや発表会の本番で起こったら大変…

「いいね」と実際の差

長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。学芸会の練習で忙しい時期にも関わらず、かなり練習をしていったおかげでしょうか、先生は上機嫌で聞いてくださっていました。 ・カイザー1曲合格 ・音階1調合格 どちらも「うん、とてもいい。よく練習してきたね…

息抜き姉妹

長女の学芸会のあと、二女はヴァイオリンのレッスンでした。お師匠にかなりよく見ていただき、「二女ちゃん、とってもいいよ」と発表会に向けてさまざまな仕上げ項目をあげてくださいました。たまたま妻の母も学芸会を見にきていたので、レッスンをいっしょ…

曲を正確に覚える子たち

長女の学校で学芸会がありました。複数人いる主役のなかの一人を担ったため、とてもやる気に満ちた毎日を送っており、そのぶん疲れがたまってかヴァイオリンやピアノの練習に身が入らない一週間が続きましたが、終了したあとの充実度たるや親も子もおなかい…

時間管理のすべ

このブログは私と子どもの記録であって、ライフハック術を紹介するものではありません。ですので時間管理の方法を披露する内容ではありません。 と先に但し書きを書かせていただきましたが、内容は要するにいつものグダグダ子育て悩み日記です。 最近、長女…

躍進二女・眠り姫長女

姉妹ともにピアノのレッスンがありました。二女の現在の目標は、「最後までトチらずに弾ききる責任感を持つこと」、長女の目標は、「エリーゼのために」を曲として完成させること。二女はたっぷり睡眠時間をとっているのですが、最近学芸会の練習で忙しい長…

藝大モーニングコンサート

芸術の秋だからでしょうか、今月は東京藝術大学で行われる1,000円のコンサート『モーニングコンサート』が二回あります。 藝大には奏楽堂という1,102名を収容するホールがありまして、院生や先生、プロ奏者を擁する『藝大フィルハーモニア』演奏のミニコンサ…

二女コンクール話

長女のソルフェージュのあとに、実は二女のコンクール出場についてお話をすることになっていました。とはいえ、まだ一年後の話。今の段階でどんなことを聞いておけばいいのか、ずいぶん前から準備をしていたのですが、直接先生とお話してみるとそこまで重く…

ソルフェといっしょに言葉まで

はじめて長女のソルフェージュレッスンを見学しました。二女さんはまだ本格的なソルフェージュはやっていません。まずはト音記号とヘ音記号をごっちゃにせずに音符を読めるようになったらです。拍たたきなんかは別教材で簡単にやっていただいているので、き…

伴奏の先生

長女のヴァイオリンは、発表会とコンクールが控えています。ヴァイオリンという楽器は因果なもので、よっぽどうまくないと無伴奏ではふつう出場できません。つまり伴奏者が必要になります。この点をピアノの先生はよく「ピアノは身ひとつだから楽だし安上が…

感情をこめて

長女さん、先生のヴァイオリンレッスンがありました。母親が常に練習を管理していることもあって、練習量だけは絶対的な自信があり、子どもの習い事にありがちな「行きたくないー」という泣き言は一度も言ったことがありません。それどころか、毎度同じこと…

腹をくくったのね?

長女、二女ともにバレエを習わせています。ふたりとも踊ることが大好きでいつも楽しそう。友達とふざけることもありますが、基本的にはマジメに取り組んでいる姉妹とのこと。お教室の先生からとても目をかけていただいています。 二女の表現力と拍感について…

ヴァイオリン退院

二泊の入院を経て、長女のヴァイオリンが帰ってきました! 先生のご都合で夜遅くに私が受け取りにうかがい、いくつかお話をしていただきました。 「魂柱の素材がやわらかかったので、固いものに変えると申しましたが、あきらめました」 先生いわく、表板の素…

二女、ローマ数字を覚える

先日、とあるヴァイオリン(親)のおともだち(と勝手に私が思っている方)のブログにコメントしたところ「遅くまでがんばってますね!」とお返事をいただいてしまいました。確かにコメントしたのは夜中の三時過ぎですが……えーと、日本時間深夜一時半キック…

ヴァイオリン入院

特に壊れたわけではなく、長女のヴァイオリンを数日入院させることになりました。どこに? それは先生のお宅に。 「二日ください。もっと鳴りますから」 魂柱と駒の位置を変更することで、もっとピーキー設定ができるはずだということなのです。楽器のもつ最…

見落とし二女さん

二女さんのいいところは、笑顔、人懐っこさ。音楽に関してもリズム感、音程、タッチをとても褒められます。まじめに練習しますし、一度集中しはじめると何十分でも同じフレーズを弾き続けることができます。 なら音楽で英才教育をほどこせばどんどん伸びて天…

長女のコンクール曲が決まりました

毎度毎度楽しいレッスンなのですが、「はい今日はおしまい」と言われたあと、「そういえばコンクール、どうなさるんでしたっけ」みたいなお話になりまして「前回先生にコンクールに出てみない? とお勧めいただいたので、そのつもりで参りました」とお伝えし…

きれいな音を探して

長女が新先生に見ていただくようになって、とうとう一ヶ月が過ぎたんだなあ、と感慨もひとしお。新先生、という言い方はもうする必要もないでしょう。お師匠は引き続き二女を見てくださっていますし、いつまでも長女のお師匠です。そして長女にとって先生は…

長女の体力測定

長女、小学一年生です。運動会で一生懸命に踊ったり走ったりする姿に感動をもらうやら興奮をもらうやら、成長した姿に9割の嬉しさと1割の寂しさを感じる昨今。この比率がどう変わっていくのか、人生の先輩に聞いてみたいものです。 その運動会の前に、全国…

二女さんガボット合格

若干停滞気味に見える二女のヴァイオリンです。しかし現在もっとも弾いている曲がヴィヴァルディの『ヴァイオリン協奏曲イ短調』の第一、第三楽章ですから、相当重い課題だと思います。ここをいったん抜けると少し気持ちが楽になるんですけどね。 なかなかス…

最近の姉妹のピアノ

昨晩の『プロフェッショナル 仕事の流儀』は五嶋みどりさんでしたね。私が聴きにいったシャイーとの舞台裏、妻が聴きにいった先日のコンサートの舞台裏と、どちらも出てきてちょっと嬉しかったです。先日のこのブログのアクセス解析を見ると、驚いたことにYa…

遊びでやっちゃダメ?

ヴァイオリンは不思議な楽器だな、とつくづく思ったので書き残しておきます。 私は若かりしころ、ロックと名のつく曲のコピーバンドを遊びで楽しくやっておりました。誰に披露するでもなく、それで生計を立てようと考えたわけでもなく。ですからギターの腕前…

子どもに蓋をしない

書いては消し、書いては消しを繰り返しながら何度も見直したのですが、どうにも書き換えようがないみたいなので、そのままポストしたいと思います。以前にもこんな記事を書いてしまいましたが、似たような気持ちになったので、再び書こうと決めました。 子ど…

テールピース交換

先日調弦の方法について教えを請いました。コメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。 結局、調弦に練習時間をとられるのがもったいなくなってきまして、コメントでもお教えいただいたように4弦アジャスター付きテールピースを装着すること…