ヴァイオリン退院
二泊の入院を経て、長女のヴァイオリンが帰ってきました! 先生のご都合で夜遅くに私が受け取りにうかがい、いくつかお話をしていただきました。
「魂柱の素材がやわらかかったので、固いものに変えると申しましたが、あきらめました」
先生いわく、表板の素材がとても柔らかく、固い魂柱を立てると板を傷つけてしまい、最悪の場合割れてしまう場合もあるとか。よって既存の魂柱を使ってセットアップしました、ということでした。
ん、まてよ。表板が柔らかい素材であるということは、ちょっとした衝撃で傷がつくということか……? これは危険! 長女さんによくよく丁寧に扱うように言わなければ!
ケースを返却してくださるときに、
「ミクロン単位で合わせました!」
とおっしゃっていました。……冗談ですよね? と思ったので笑っておきましたが、どうしよう、本気だったら。
「駒に本当に触らないように注意してください」
……本気っぽい。
ではまた。