人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

音痴を直すには

一日中、長女のレッスンの音源を切り貼りしていると、音楽的指導と技術的指導に大別されることがわかります。そもそもテクニックが育っていないと音楽的な指導は入りませんので、そういう意味では現在向き合っている曲がどれくらいの進度にいるのか、ということを測るのにはちょうど良い。今は50パーセントくらいでしょうか。

 

なかでも音程のご指導が多いことが気になります。16分音符の3度がスラーで続いたりスピッカートで続いたりと、技術的に大変なのはとてもよくわかるのですが、それでもなかなかまともに鳴らせない長女を見ていると、「音程とはなんなのか」と考えざるを得ません。

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