人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

うまい子たちの共通点

最近、ヴァイオリンのうまい子たちとふれあう機会がありました。詳しく書くには少々はばかられることもあるため、ここでは詳細は濁しておきます。ですがその場で強く感じたことはとても新鮮だったので、簡単ですが書き残しておきたいと思いました。

 

みんな練習をするのは当たり前で、演奏がうまいことも当たり前で。普段から受験、コンクール、課題といったものに追われる日々があたりまえ。遊びたい時間を我慢して練習に励んできた子たちです。その中に娘と混じってみて一番感じたのは、

 

うまい子は笑顔が多い

 

ということ。彼らは本当によく笑う。冷めた目で「つまんない」といった顔をしている暇があったら、些細なことにおもしろみを見つけて、とにかくよく笑おうとする。はしゃごうとする。馬鹿なことを考えて、実行して、結果がどうだろうと笑う。それくらい笑い合うことに貪欲。

 

大人にとってはありふれたつまらないことでも、彼らが笑い転げている場にいると、こっちまで意味もなく笑えてきてしまう。そしてそのぬるま湯にとどまることなく、「さーてやりますか」とさっさと自分たちの世界(練習)に戻っていく。そして飽きてくると、また集い合って些細な時間と話題を見つけて笑い合う。本当にこの繰り返し。

 

時間の使い方にめりはりがあり、ネガティブに考えている時間があったらとにかく前向きになろうとする。彼らはまだ幼い顔をしながらも、自分を厳しく追い込んでいる者ならではの独特の空気をまとっていました。

 

とても教えられることの多い日だったなあ、と今振り返っても感じます。

 

いろいろと考えてしまいます。

 

ではまた。



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