学業が大変になってきた?
先日、『奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち』という番組を見ました。フットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督が出演。この手の“大人が子どもを指導する”物語が私は大好きで、こういう番組や本からエッセンスを拝借しようといつも目を光らせているのですが、この回は特に感動しました。
その中でも最も心に刺さった言葉たちを、少しここに書き残しておこうと思います。
「リスクのないところから学べるものはない」
「(番組で監督が受け持った子どもたちは)自分が自分で考えていない。自分で考える力を養ってやらないと。そのための、僕ら大人の責任は大きい」
「人のミスを見つけて叱ることは誰だってできる。だけどそれは、臆病者のすることだ」
特に最後の言葉は、日々胸に留め置かなければならないと思いました。
続きを読むなぜ弾くのか、という問い
ワールドカップ予選は勝ちましたが、WBCは僅差で準決勝敗退。
しかしそんなことよりも今は、軽く『カルテット』ロスです。こんにちは。
いいドラマでしたね。言葉を丁寧に紡ぐシナリオは大好物です。特に最終回、主人公の4人に送られた一通の手紙に、胸を貫かれた方も多かったのではないでしょうか。
私は不思議に思いました。
この人たち煙のくせに何のためにやってるんだろう。早く辞めてしまえばいいのに。
私は5年前に奏者を辞めました。
自分が煙であることにいち早く気づいたからです。
自分のしていることの愚かさに気づきすっぱりと辞めました。
正しい選択でした。本日またお店を訪ねたのは皆さんに直接お聞きしたかったからです。
どうして辞めないんですか。
煙の分際で、続けることに一体何の意味があるのだろう。
この疑問はこの一年間ずっと私の頭から離れません。
教えてください。
価値はあると思いますか。
意味はあると思いますか。
将来があると思いますか。
なぜ続けるんですか。
なぜ辞めないんですか。
なぜ。教えてください。
お願いします。
もう泣きそうでした。
でも、この問いに明確に答えを持っている人は、きっと奏者として続けていくことと思います。主人公4人もはっきりと言語化したものはありませんでしたが、明確な意志をちゃんと持っていました。そこに、“弾く”という答えを見出していました。引いては、なぜ4人でいるのか、の答えにもつながっていたと思います。
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