クラシック音楽界の最近の動き
ご無沙汰しております。
ソニー・ミュージックエンタテインメントが、ガチでクラシックを売り出そうとしていますね。オーディション申し込み、あと数日ですが、ご覧になりましたか?
STAND UP! CLASSIC オーディション メンバー募集オーディションのお知らせ
年齢制限40歳未満。下限は書いていないので、今年の4月から音楽活動を始められる人なら誰でもいいみたい。小中学生だと学業が……なんて言ってるのは日本くらいなのかもしれません。それはさておいても、オーケストラという枠組みをどこまでブチ壊して楽しませてくれるのかワクワクします。
続きを読むレベル高かった!
学生音楽コンクール・ヴァイオリン部門・小学生の部、全国大会聴いて参りました。みなさん、本当に上手! 年々細かい部分まで注意しながら聴けるようになってきた分、出場した子たちが何をがんばってきたのかがすぐにわかるようになりました。
特に今年は押並べて全員上手かったと思います。
ハッとする演奏を見せる子が多く、つまらないミスをするシーンが無く、全員が音楽を奏でていたので、あっというまに2時間が経っていた感じです。
曲目も全員凝らしてきていました。サラサーテのカルメン、ヴィエニャフスキのファウスト、チャイコフスキーのコンチェルト、ヴュータンのバラードとポロネーズ、ブルッフのスコティッシュなど、小学生の部ではなかなか聴けない曲が多かった。
ヴィエニャフスキの2番は定番ですね。創作主題(3年前、巽さんが弾いて1位)、そしてシベリウスのコンチェルト(昨年、青山さんが弾いて1位)などは、昨今定番になりつつあります。
これを書いている現在、順位はわかりません。けれども、正直誰が獲ってもおかしくないんじゃないですかね。失敗した、と肩を落としていた子もいますが、自分の失敗に気づけるのは逆に素晴らしいことです。
私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。
決勝シュートを任されて26回も外した。
人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。
今日を明日の糧にできた子たちは幸せです。
ではまた。
2017弦楽器フェアに行った
人生は悲喜こもごもとはよく言ったもので。
喜びがあったかと思った次の瞬間に、悲しみが訪れていることがある。そんなことを知った2017年11月。劇場にするまでもなく、否が応でも人生の舞台に押し上げようと事情が迫ってくる。そんなことがあるものです。
……あ、そこのあなた、間違ってないですよ。楽器少女の父のブログですよ。
ただの近況を100文字くらいでまとめただけです。
別に意趣返ししたわけではございません。
続きを読むハイフェッツのスケールその後
長いこと体調良く過ごしていたから油断したのでしょうか、突然の気候変動に体がついていかず崩れました。
この時期、本当に風邪をひきやすくなりますよね。今週末、東京では学生音楽コンクール、小学生と中学生の本選。みなさん体調に気を付けて。全員が100%の力で弾き切れることをお祈りしております。
成長の夏
夏休み最後の休日、家族でプラネタリウムを見てきました。
「学校の宿題を全部終わらせたら、遊びに行くぞ!」と宣言し、土曜日は机にかじりつかせて自由研究やら俳句やら、提出物を片っ端から片付けていきました。
すっきりした気持ちでお出かけの日曜日。家族でワクワクしながら向かったプラネタリウムは、ハイクオリティ映像で見せる満天の星空がテーマと強烈にプッシュしています。いざ場内に入るとやはりドキドキするもので、とても楽しみにしていました……が、内容がなぜか説教くさい。思わず「うーん、これはエンターテインメントとして、どうなんだろう」とモヤモヤした気持ちになる展開。子どもたちが退屈していないだろうかと心配するほどでした。
しかし終演後。姉妹は「わーすごかったね! おもしろかった!」と満面の笑み。ああ、すさんだ大人ってイヤだねえ……。
汚れっちまった悲しみに……。
続きを読む