人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

質問箱アーカイブ #23 タイトルの意味

 

質問箱という匿名質問サイトが2022/5/31をもってサービスが終了しました。それまでにいただいた50件近いご質問は楽器子育ての親にとって大変貴重な資料になりますので、アーカイブして残すことにいたしました。毎週月曜日、順々に公開していきます。

 

2019/6/13にいただいたご質問

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長らくありがとうございました。

長女が5歳で初めてコンクールにチャレンジしてから、6年が経ちました。

 

同時にスタートした本ブログは、途中で毎日の更新をあきらめたものの、読んでくださる皆さまのおかげで長年書き連ねることができました。その結果、主にコンクールの会場で「ブログの……ですよね」とお声がけくださった皆さんと交流することができました。今はTwitterにその場を移しましたが、本当にありがたいことです。

 

良いことも、悪いことも、音楽という世界のことも、数多く知ることができました。

結果がついてきたり、ついてこなかったり、まだそのレベルになかったり、別次元の話を見聞きしたり。

 

そんななか。

長女は結果にくやしさをにじませながらも少しは名前を知っていただけるようになり、二女も学びの場を整えるところまでは終わって本人のやる気と体調次第では少しずつ認めてもらえるくらいにはなりました。

人としての成長を含めてご指導くださる、恩師とお呼びしたい方々とも出会えました。

 

間違った認識や勘違いをたくさんしてきました。その痕跡は本ブログをたどってくださればそこかしこに見受けられると思います。

それでも、音楽素人の親として、家族として。

幼少期の子へのサポートには一定の成果を出したと思います。

 

本人の演奏のお知らせは自分たちでやることになるでしょう。もちろん親として全力で手助けしていきますが、これからは、本人たちの人生を本人たちなりに模索して切り開いていってもらいたい。

 

平成も終わったことですし、本ブログの役目も果たしたと思います。

ここに、本ブログの更新を終了いたします。

 

無事、子どもたち自身の人生を、親の劇場にしてしまうことなく過ごすことができました。それもこれも、暖かく厳しい目で本ブログを見届けてくださった方々のおかげだと心より思います。

 

長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。

みなさまの子育て音楽道に幸多からんことを。

 

平成最後・令和最初の年末に。

きゅうじう拝

子育てと楽器道

今日のテーマはこれです。

 

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クラシック音楽界の最近の動き

 ご無沙汰しております。


ソニー・ミュージックエンタテインメントが、ガチでクラシックを売り出そうとしていますね。オーディション申し込み、あと数日ですが、ご覧になりましたか?

 

STAND UP! CLASSIC オーディション メンバー募集オーディションのお知らせ

 

年齢制限40歳未満。下限は書いていないので、今年の4月から音楽活動を始められる人なら誰でもいいみたい。小中学生だと学業が……なんて言ってるのは日本くらいなのかもしれません。それはさておいても、オーケストラという枠組みをどこまでブチ壊して楽しませてくれるのかワクワクします。

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磨斧作針

新年明けましておめでとうございます。

 

旧年、お世話になった方、励ましのお言葉をくださった方、そして楽器道を歩まれているみなさんに幸多い一年となりますことをお祈り申し上げます。

 

今年は今までにも増して身を削ることが多くなってくると思います。

 

親は、心をすり減らさせるのではなく、心を鍛え研磨させるよう、見守り、支える一年でありたいと思います。

 

本年も、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

ではまた。

 

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嫌いな言葉「クラシックはエリートのための音楽」

いい言葉なので、引用を。

 

style.nikkei.com

 

ラトル氏は記者会見の席で、そんな質問が出なかったにもかかわらず、「今まで耳にした中で最も嫌いな言葉」を挙げた。それは「クラシック音楽はエリートのためのものであり、特定の選ばれた専門家にしか理解できない」というものだ。「私が二度と聞きたくない言葉だ」と強調した。

 

音楽家たるもの、かくありたいものです。

 

ではまた。

 

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ハイフェッツのスケールその後

長いこと体調良く過ごしていたから油断したのでしょうか、突然の気候変動に体がついていかず崩れました。


この時期、本当に風邪をひきやすくなりますよね。今週末、東京では学生音楽コンクール、小学生と中学生の本選。みなさん体調に気を付けて。全員が100%の力で弾き切れることをお祈りしております。

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