プレアレ曲になってきた!
長女の『プレリュードとアレグロ』が曲になってきました。
曲をいただいて二週間半くらいですが、少しずつ曲として聴けるようになってきました。現在、基礎練習としてスケールや右手の脱力に注力しているせいか、音程の正確性やボウイングの安定性が高まってきていて、スピードのあるところも少しずつ慣れてきた様子です。これなら夏の間にひととおりのレベルには持ち込めそう。
長女は不思議な人です。
自分だったら、弾いていて気持ちのよい最初の「ミ~シ~ミ~シ~」という完全四度・完全五度のフレーズをずっと弾いている気がします。しかし彼女は、とつぜん一番最後の重音から猛特訓を始めるのです。
まさにここです。ジャジャジャッ!ジャッ!ジャッ!!ジャッ!!!ジャッ!!!!と親の仇のように音を叩きつけるのが長女風。
そして、もっとも特訓に時間を割いていたのがここ。
ここの弾き方ひとつで演者の性格が出ますよね。
第一ポジションのところはスラスラ弾けるようになっていますが、6th、7thになると不安になるのか少し慎重になります。まだ曲として人に聴かせられるレベルではないのですが、身内のあいだでは「おお、ここまでできるようになったか」と嬉しくなるくらいの成長は見せてくれています。
さあがんばれ、あとはスピードと表現だ。
ではまた。