人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

再開したパガニーニ

コンクールがひとつ終了した長女は、次の本番までしばらく時間ができました。ということで今まで中止していたパガニーニのカプリスを再開したわけですが……まあ端的に言って鈍ってますね。パガニーニのエッセンスというか、とがった部分というか、そういうのが丸くなってしまっています。

 

 

現在20番を仕上げています。最初のバグパイプ風のメロディを、安定した音量と音質でひと弓で弾くのがなかなかに難しい。そして続いて重音の嵐。ニュアンスを間違うととてもモサくなる。速弾きの部分は長女が得意とする分野なのでバリバリ弾けるけど、細かい音をないがしろにするから曲の輪郭がぼやけている。……こりゃリハビリ大変だぞ~。

 

次の先生のレッスンまでに勘を取り戻さないとね。パリッとキビッと弾きましょうぜ長女さんよォ。

 

実は今、先生が出張中(?)でレッスンが無いのです。長女はだいぶ寂しそうで、はやくレッスンを受けたいとことあるごとに言っています。実は少し不安なんじゃないかな。自分がどれくらい弾けているのかとか、練習を観ている親の言うことをどこまで信用していいのかとか、ずっとこのままなんじゃないかとか。

 

親も同感。はやくレッスン受けたいです。

 

先生にメッタメタにされる時間が恋しいです
二女はレッスン後に立ち寄る喫茶店のケーキが恋しいみたいです

 

ではまた。