人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

エリーゼのためにを弾く二女

二女さん、コンクールに出てからというもの、全国大会には行けなかったけどモチベーションは上がっている様子。この勢いをそぎたくないので、年末のお楽しみ発表会で演奏する予定の「エリーゼのために」を譜読みさせはじめたのが先週。

 

長女ですらこんなに早かったっけ? と思うくらいさらさらっと読んでいます。

 

もちろん、一度長女が弾いた曲だから覚えているというのもあるでしょう。しかしそれにしても早い。1週間ですべて暗譜し、体調不良でときおり休みつつではありましたが、2週目にはほぼテンポで弾いていました。毎日「今日は5回弾いたよ」などと報告してくるのですが、その都度だんだんミスが減り、速度があがり……。この20日弱でもう100回以上通して弾いているんじゃないでしょうか。そりゃうまくなるわ。

 

強弱をつけたり、味付けをしたり、ペダルワークを学んだりといくつか課題はありますが、ここまでザザーッと読んでしまえると、後がラクですね。あんなにトロかった二女が、ときにふんわりと、ときにキビキビと、エリーゼのためにを弾いている姿を見ると、もう私もピアノは「弾いてみせる」なんてことはできません。

 

ブルグミュラーソナチネも、テキパキと練習している二女さん。やっぱりこの人はピアノが好きなんだなあ、と思うのはこういうときなのでした。

 

いまだにトロトロしている二女なんですけどねえ
子の成長は雨後のたけのこのごとし、とは本当です

 

ではまた。