人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

見せないテスト

近所のお母さん友だちに話を聞いた妻は若干あわてました。最近小学校では年末のテストが続々と出されているというのです。えっ、長女は一枚も持って帰ってきていないけど!? 実は点が悪くて見せられないとか……?

 

「ちょっと長女! 学校でテストしているの?」

 

「してるよ~。今日もやったよ~」

 

「見せなさいよ~!」

 

「いいよ~(ごそごそ)……はい」

 

20枚くらいあるテスト、全部100点でした。小学一年生のテストですから、難易度はたかが知れているのですが、それでもホッとした妻が「テストを持って帰ってきたら親に見せるのは当たり前だと思っていたからあせったよ」とこぼしていました。

 

この話を発表会のあとに私の母にしたところ、「ああ、子どもってそんなもんよ。長男(私)なんていっさい見せなかったから。テスト。知らない間に捨ててあるの」といわれたそうで……。そうだったっけ?

 

母「いつか、とんでもない成績を持って帰ってくるかもしれないから、覚悟しておいたほうがいいよ。この子(私)なんてね、高校のとき……」

妻「ひぇぇぇぇっ!?」

 

と脅されておびえた妻が「ちょっと、長女に悪い癖をうつさないでよね!」となぜか私にお鉢を回してきました。私が何をしたと……。あなたの血も半分混じっているんだけど……。

 

ではまた。



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